歯医者での施術イメージ

オールオン4とオールオン6の違いを知りたい

疑問に思う男女

全ての歯を失ってしまった患者さんのための治療として、オールオン4の人気が高まっています。
オールオン4は、顎の骨にチタン製のネジを埋め込み、その上に人工歯を装着する治療です。
骨に埋め込む際には手術が必要になりますが、手術した即日のうちに仮歯まで装着できるので、治療期間中に歯のない期間というものがありません。

オールオン4は、たった4本のチタンだけですべての人工歯を装着できるように設計されています。
本来であれば失った歯の本数に応じて埋め込むチタンの数も増えていくので、すべての歯がない場合はたくさんのチタンが必要になります。
その分費用もかかりますし、手術の際の患者さんの負担も強くなってしまいます。
オールオン4は、4本だけで済むので患者さんの負担を軽減できる治療です。

さらに、即日のうちに仮歯まで装着できるというのは、見た目はもちろんですが、食事の際にも困ることがありません。
治療はしたいけれども、その間食べるものに不自由するというのはつらいことです。
オールオン4は実に快適な治療です。
上に装着する人工歯はセラミック製なので透明感のある白さが特徴で、美しい口元になります。
セラミックは強度も問題なく、毎日の食事を安心して噛むことが可能です。

しかし、オールオン4は欧米で考え出された治療です。
欧米人と日本人の骨格は違い、日本人の方が骨の量が少ないという特徴があります。
顎の骨の状態によっては、日本人がオールオン4をすると安定性が悪くなってしまうことがあります。

そこで、日本人に合わせた治療としてオールオン6が登場しました。
オールオン4との違いは、埋め込むチタンの数が4本か6本かというだけです。
チタンを6本にしたオールオン6にしたことで、骨の量が少ない日本人でも人工歯の安定性を高めることができました。
骨への負担も減るので、安全性も高くなります。

オールオン4とオールオン6の違いは明確ですが、患者さん自身が自分の骨の状態を知ることは難しいでしょう。
どちらの治療になるのかは、レントゲンやCTなどの事前の検査が欠かせません。
いくら歯がなくて困っているといっても、初診でいきなり手術は受けられず、まずは詳細な検査が必要になります。
検査は口の中を写真に撮ったり、歯型を取るということもあります。
正確に状態を把握することで、患者さん一人一人に合わせた治療計画を立て、それにそった治療をすることで安全性を高めることが可能です。